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とりあえず今回は俺っち的山ガイドのハナシの巻
みんな元気か?!
それにしてもすっかりあったかくなったなあ!!八ヶ岳こっちあたりはギリギリGWの始めくらいにはまだ
「うーん、まだちょっとサムイかもー」
みたいな感じだったけど、でも最近はすっかり
「もう…あなたもだんだんこうやって暑くなってゆくのね…」
らしくこっちの気温も上がってきたぜ。

それで、これはだいぶ前の話になっちゃうんだけどさ、
ていうか俺っちってば怠けて全然日記アップしてなかったからさ、これは3月くらいの話なんだ。その頃八ヶ岳はまだ雪がいっぱいあったんだ。全然
「あたしまだまだばっちり冬全開だもんねー」
的な雰囲気だったんだ。

…その頃のオハナシ。

当然というか愕然というか憮然というか、
俺っちもう憤然というか(※奮然じゃないぜ)

※親切な解説
憤然…激しく怒るさま
奮然…勇気、気力をふるい起こすさま。(yahoo辞書より)

俺っちのひ弱なご主人様はそういうときはもうだめだな。全然だめだ。ありゃもう熊だぜ熊。俺っちがいくら「憤然」してもぜんぜんだめだ。
もちろん俺っちは熊じゃないから冬眠しないし、
「犬だもん喜び駆け回るのよ、猫じゃないからコタツで丸くなってなんていらんないのよ」
なんだぜ。わかるよな。

だもんでしょうがないから一人…じゃない一匹で山麓を駆け回って日々を過ごしていたんだ。


見てくれこの絶景!
寒いけどさ、そりゃもちろん寒いんだけどさ、こっちの寒さは凄い「なんて気持ちいい寒さ」なんだよな。キーンと澄み渡る寒さって言うの?「身が引き締まる」感じ?
たくさん走るとあったかくなるし、雪景色は雪舟の水墨画一面て感じ?そんな感じ?正にそんなんだし、山も全部見渡せてほんとにすてきーだったんだぜ!

いちばん左のてっぺんだけ白いのが編笠山だ。きれいだろ?ほれぼれするだろ?
編笠山に登山する人間たちのスタート地点の観音平には「延命水」っていう湧き水が出ていて、人間たちはみんな車で山ほど水を汲みにくるんだぜ。あと、山の途中に青年小屋っていうのがあってそこに泊まった夜は星がきれいだったなあ!
右のいちばん高いのが三ツ頭っていうんだ。
その間の奥の白くてとんがってる山が権現岳っていうんだけど、な、いい山だろ?あーもう自分のことみたいに自慢したくなっちゃうぜ。

ちなみにこれが三ツ頭。

編笠と権現の中間にちょうど青年小屋があるから、俺っち的登山ガイドとしては
編笠→青年小屋→権現
って進む感じがいいかな。権現岳にも権現小屋ってのがあるんだけど、そこから
権現→三ッ頭→観音平
って進むんで帰るといいぜ。
編笠山はゆるやかで登りやすいんだけど権現岳はけっこうきついぜ。ちなみにてっぺんには八雷神っていう神様を祭る檜峰神社の小祠があってさ、八ヶ岳の名前の由来がその八雷神さんみたいだから、
「権現岳=八ヶ岳」なんじゃないのっていう説のあるくらいなんだ。それくらい立派な山さ。


左のもみの木をはさんで右の高い山が赤岳。左の小さいほうの山が阿弥陀岳だ。
赤岳は南側の八ヶ岳の大将だな。再び俺っち的登山ガイドとしては
赤岳→阿弥陀岳
って八ヶ岳満喫コースのもちろんいいけど、そのときは赤岳と阿弥陀岳の間の中岳のコル、あっコルっていうのは峠のことなんだけどさ、そこのコルに人間は荷物を置いていくといいぜ。なんだかいろいろ入ってる荷物を置いて、からっぽの背中で登るべし!だぜ。みんなそうしてるから、ここのコルにはいっぱい人間たちの、えっと、ザックっていうの?荷物が置いてあるからたぶんわかるぜ。けっこう阿弥陀岳のここから頂上までは「落石要注意!」みたいなところや、急な坂をハシゴでえっちらおっちら登るところや、最後のほうなんか「イッツア瓦礫ガレガレ!」みたいな道を登るんだ。俺っちみたいな運動神経抜群のアクティブワン君でもたまに
「おっと!」みたいになったりするからな、そういやこないだ行ったときは頂上で阿弥陀様を配ってたぜ。阿弥陀岳だけに。

ちなみに、さっき話した権現岳との間も繋がっててさ、「キレット」っていう(漢字では「切戸」って書くらしい)落ち込み部分があるんだけど、そこにもキレット小屋があるんだ。だから
権現岳→キレット小屋→赤岳
っていう「大変登山満腹コース」もオススメだぜ。けっこうたくさん歩くコースがけどさ、頑張った分展望はもうバッチリだぜ!
権現からの道には船越栄一郎もビックリの
「火サスに是非とも的超ビクビクハシゴ」
があるんだけど、まあ実は見かけほどたいしたことないんだ。冬に凍ったりすると「危なし!」(←春日風に)って時もあるけどさ。
花もきれいだから夏休みにオススメだぜ!!!運が良ければ水晶も落ちてるぜ!彼女にあげればたちまち、
「やだかわいー!ロマンチックー!らぶー♡」
まちがいなしだぜ!!!

真ん中のいちばん高いのが甲斐駒だな。日本には「駒ヶ岳」って呼ばれる山がいっぱいあるんだけどさ、日本中に20以上あるんだけどさ、そん中で甲斐駒が一番高いんだぜ。
「駒」には「馬」っていう意味があるんだってご主人が言ってた。山の形が馬に似てるからだってご主人は言うけど、…そんなに似てるかな?俺っちは山に神の馬でもいたんじゃないかって説を推したいんだけど、それってロマンチストすぎるかな?
名著「日本百名山」(深田久弥)によると
「かつて山麓地方に馬を産する牧場が多かった説」
もあるけどね。でもやっぱりロマンチスト犬俺っちはぜったい神馬説イチオシだ。
とにかく甲斐駒ケ岳は駒ヶ岳の親分だと言っても過言じゃないぜ。頂上からの絶景はなんつーかもう
「日本絶景ランキング」
上位入選間違いなしだ。
そのすぐ左下のこぶが摩利支天ていうんだ。ちなみに摩利支天つーのは戦いの神様の名前なんだな。いちばん右のツンッってなってるのが鋸山だ。手前の黒っぽくて、まあつまり低いから雪がないってことなんだけど一見「丘」みたいに見える、まあつまり甲斐駒がリッパすぎるから比較しちゃうとってわけなんだけどさ、なやつが、日向山。あんまり
「そんなタイソウな登山はタイヘンだからムリー」
って奴らもここならハイキングにもってこいだぜ!

もうさ、このへんは四方八方どっちを見てもカッチョイー山がいっぱいでさ!ほんと飽きないぜ!

これが金峰山。てっぺんのすぐ右にちょびってにょきって突き出てるのが五丈岩ってんだ。金峰山のシンボル的なでっかい岩さ。武田信玄、の言うところは「金風山」。だからこのへんではキンポウって呼ぶひともいるんだってさ(「日本百名山」より)夏の花もさいこーの
「なんてかわいいのもうっ♡♡」
さだけど、秋の紅葉もまたいいんだよなぁー。
ちなみにスーパー奥秩父愛好家小暮理太郎さんは
「百貫の貫禄を具へた山」
とまで大絶賛したそうだぜ。まあ「具へた」とかむずかしい日本語は俺っちみたいなしがない甲斐犬にはよくわかんないけどさ。ほめてるってことはわかる!!
俺っち的にお気に入りの朝日岳っていう金峰山と同じくらい高いのがとなりにあるからセットで登ってくれよ!

この電信柱のちょい右上のが金峰山のおとなりが瑞牆山だ。キンポウからこの山に進むのがオススメだぜ。なだらかに見えるかもしんないけど、けっこうイワイワ(岩ってことね)してるから気をつけて登ってくれ。6月はシャクナゲがちょうすんばらしいぜ。
「シャクナゲいーろにさそわれてー」
るのは「はるかな尾瀬ー」だけじゃなくて「はるかな尾根ー」もアリってことよ!

※親切な解説
尾瀬…群馬・福島・新潟の3県にまたがって広がる、尾瀬沼や尾瀬ケ原を中心とする地域。
尾根…山の峰と峰とを結んで高く連なる所。また、隣り合う谷と谷とを隔てて連なる突出部。脊梁(せきりょう)。稜線(りょうせん)。

「♪はるかなおねーとおいそらー♪」(←作詞俺っち作曲中田喜直w)
ってことさ。俺っちってやっぱりミュージシャンだな。

この真ん中の伊不動堂な山が日本有数の、というよりぶっちゃけ富士山の次に高い山、北岳だ。その横の北岳とつながっている、北岳の横にあるからまるで丘みたいに見えるけどほんとは立派な間の岳だ。「あいの岳」って読むのさ。

頂上の絶景は「さすが巨匠!」って感じだから、登山に自信があったら登ってみてくれ!…実は俺っちはまだ登ってないんだ(w
登った人間に絶景だって聞いたんだけどさ。でもでも近いうちに挑戦するぜ!俺はやるぜ俺はぜったいやるぜ!
ちなみに頂上の雰囲気をYouTubeでみつけた↓
http://www.youtube.com/watch?v=1JQVqZ_L4f4

はずかしながらそこまでは未体験だけど、途中の八本歯のコルからちょっと登ったところはすっごいすっごいきれいなお花畑だったぜ!下山してくる人間たちもみんな素晴らしい景色だったってみんなそう言ってた!!!

それはそうとこの北岳と間の岳と農鳥岳を合わせて「白峰三山」って呼ぶんだ。「シラネ」っていうのは「雪をかぶった白い山」っていう意味なんだってさ。でもその中で最も一番「雪をかぶって白い」北岳がなんで北岳なんて「ふつうー」の名前なんだ?って間の岳と農鳥岳より北にあるからなんだってさ。おいおいその扱いはかわいそうだぜ。一番主役に恐れおおすぎだぜ。

で、これが鳳凰三山。


真ん中のちょっととんがったのが地蔵岳だな。地蔵岳のオベリスクは有名で、

※親切な解説
オベリスク…古代エジプトで神殿の門前の両脇に立てられた石像の記念碑。方形で上に向かって細くなり、先端はピラミッド形。柱面には象形文字の碑文や図像を刻む。方尖柱。方尖碑。方尖塔。(yahoo辞書より)
…もちろんここはエジプトじゃないから最後の部分ね。

みんなオベリスクで記念写真を撮ってるぜ。鳳凰山のシンボルってとこだ。



みんな夏休みには是非とも登山にレッツチャレンジしてみてくれよ!

俺っち的アドバイスとしては、履きなれた、そんでもって靴底のしっかりした、ついでに言うと足首もちゃんと覆ってくれるハイカットの靴がいいぜ。犬と違って人間はひ弱だからな。あと、防水性も絶対条件だ。だからハイカットでもコンバースオールスターなんて絶対だめだぜ!びちょびちょになって「靴と一緒に即死亡!」だぜ。あと分厚い靴下も絶対条件だ。
あと、地図とそれからコンパスもお忘れなくだぜ。俺っちなんかくらいになると東西南北なんて直感ですぐわかるんだけどな。
それから、いくら夏だからってブルースウィルスみたいなタンクトップなんかで登るのは死んでもやめろよ。おまえはブルースウィルスじゃないんだってことを思い出してくれ。言っとくが、ブルースウィルスは人間じゃないからな。あいつはタンクトップで火の中に飛び込んでも屋上から落ちても無傷だからな。
あとそれから、高カロリーですぐ力になる非常食を携帯するのがオススメだ。なるたけ食べやすいやつがいい。チョコレートとかバナナとかがいいと思うぜ。今はやりの栄養バーみたいなやつもいいな。それから救急バンや包帯、消毒みたいな応急セットもあるといい。

でもあんまりあれもこれも欲張って荷物が必要以上にバカ重くなってもしょうがないからそのへんは気をつけてくれよ。

最後に、これが茅が岳。

「日本百名山」の著者、深田久弥の終焉の山として有名だ。深田久弥は茅が岳登山中に脳卒中で亡くなったんだ(享年68歳)。山を精神の開放の場として山を歩きまくった人生を送った男さ。つまり山バカってことなんだけど、そういう生き方っていいよな。
「人には人格があるように山にも山格がある」
ってずっと言ってたらしいけど
「山にも山格があるように犬にも犬格がある」
って付け加えてくれたら文句無しだったんだけどな。
深田久弥  

だから、深田記念公園てのがあって、登るならそこからスタートするといい。
深田記念公園 
まあね、公園といってもなんにもないんだけどさ。ベンチと記念碑?みたいなもんがあるだけ。



茅が岳は八ヶ岳じゃないんだけど、「ニセ八ツ」って呼ばれてるんだ。
ちなみ八ヶ岳の「八つ」はガイドブックなんかには
「特定できない」
と書いてあるやつが多いけど、「日本百名山」には
「・西岳・編笠岳・権現岳・赤岳・阿弥陀岳・横岳・硫黄岳・峰ノ松目」
とある。まあ昔っからいっぱいあることを「八」で表したらしいからとにかく山がいっぱいって意味なんだろうな。

で、茅が岳に戻るんだけどさ、
途中のコルからちょっと登ったところに「深田久弥終焉の地」があるぜ。

そっから頂上はすぐなんだ。金峰や瑞牆もすっごいよく見えるし、山バカとしては最高の終焉だったんじゃないかな。

ちなみに俺っちはこの茅が岳が大好きなんだけど、犬だって体力にテキトーに自信があれば茅が岳中ぜんぜんいけるぜ!行ってみるといいぜ!!

だけど俺っちにはまだまだ紹介したいことがいっぱいあってさ、北岳のとなりの早川尾根やアサヨ峰、それに意外と登りやすい天狗岳や途中の黒百合ヒュッテの話なんかもしたいし、八ヶ岳の山頂から見える他の山についてや、咲いてるいろんな高山植物にも話したいことがたくさんあるんだ。

でもそれはまた次の話。


というわけでいっぱい運動しておなかいっぱい雪山風景を満喫したらほんとのおなかもすいたので(w
最後に道の駅こぶちざわで見つけたキクイモをちょっと紹介。

キクイモ http://ja.wikipedia.org/wiki/キクイモ
主成分「イヌリン」だってさ(w

写真にちらっと見える「キクイモドーナッツ」キクイモは低カロリーらしいから家でワンチャンと一緒にヘルシードーナッツでも作ろうぜ!

あーおなかへった!!!

おしまい。

本日の付録
[いろいろ使えるヘルシーキクチのレシピ]
↑ポテチならぬキクイモチップ

材料
キクイモ
作り方
1、キクイモをスライサーなどで薄くスライススライス!
2、水にさらす
3、並べて外で1〜2日干す
完成!!!

そのまま食べたり、塩ふっておやつにしたりするとノンフライでヘルシーチップに!
あと焼酎につけて変型芋焼酎に!
水で戻せば漬け物にも!

普通にキクイモをイモ的野菜として煮たり揚げたり炒めたりしてもナイスにウマス!


参考文献
「日本百名山」深田久弥 新潮文庫
「関東の山あるき100選」 昭文社


| ☆やっさんと愉快な仲間たちの徒然なる八ヶ岳日記☆::2010年3月の日記 | 06:20 PM | comments (0) | trackback (x) |
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