2011,04,13, Wednesday
大正トンネルの花こう岩類
![]() 大正時代に掘られた旧トンネルの西口付近では、 花こう岩類(花こう閃緑岩、トーナル岩)が日高変 成帯の片麻岩に岩脈として貫入している様子を 見ることができます。片麻岩は、泥岩などから変 わった変成岩で褐色に見え、片麻状構造と呼ば れる面が多数できています。花こう岩類は変質 により少し緑色を帯びて緑灰色になっています。 これらの一部は過去に地震を伴う大きな力で破 砕されて断層角礫岩になっています。この辺りは、 アイヌ語で「チコシキリプ(我々を捨てて走らせる もの)」と呼ばれた日高耶馬渓の難所のひとつで、 明治・大正・昭和のトンネルが今も横一列に並ん でいます。磯場に立つと、西はエンルム岬や様似 市街、東は日高耶馬渓の海食崖から遠くはえりも 岬まで望むことができ、付近のオホナイの滝(通称、 円館の滝)は年中涸れることはありません。 様似町をもっと知りたい方はポチッ一回!!↓ お願いしまーーーーーす! ![]()
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