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ジオパークのまち様似 №11
6~7合目




山小屋から「馬の背」に向かい15分ほど登った6合目

付近から7合目の手前にあるかんらん岩の岩場。ここ

での観察ポイントは二つです。一つは、著しくマグネシ

ウムに富むタイプのかんらん岩(マグネシウムと鉄の

比が93%以上)で、非常に珍しいタイプです。このか

んらん岩は、登山道が岩場を横切って階段状になっ

ているところに露出していて容易に観察できます。も

う一つは、はんれい岩質の層とかんらん岩が繰り返

している場所です。岩場を登りきったところにほぼ水

平な層状の露頭があります。硬く飛び出てみえるの

がはんれい岩質の部分で、引っ込んだ褐色の部分

がかんらん岩です。




馬の背お花畑



「馬の背」と呼ばれているアポイ岳西方の尾根。ここ

から、アポイ岳山頂と北尾根のスカイラインに目をや

ると、鋭くとがった三角形のピークが吉田岳、さらに

その北側にピンネシリ山頂が見えます。これら稜線

部のかんらん岩は、層厚約3,000mの幌満岩体の最

上部に相当しますが、稜線のところどころにかんら

ん岩が露出し、アポイ山塊がかんらん岩の山である

ことを実感できます。遠く北に連なる山々は、楽古

岳や野塚岳などで日高山脈南部の脊梁をつくって

います。「馬の背」から山頂にかけてのお花畑には、

アポイアズマギクやエゾコウゾリナなどの花々が咲

き添い、登山者を迎えてくれます。




アポイ岳



アポイ岳の頂上はダケカンバなどの樹林帯になっ

ています。本来、高山植物が生育する山の頂上が

樹林に覆われていることなど考えられません。はっ

きりとした理由は分かっていませんが、幌満側と南

側の沢から樹木が登ってきたことや比較的風が当

たらないことなどが考えられています。アポイの名

は、アイヌ語の「アペ(火)・オイ(多い所)・ヌプリ(山)」

が略されたもので、意訳では「大火を焚いた山」とな

ります。昔、アイヌの人々の食料であった鹿の豊猟

を、火を焚いてカムイ(神)に祈ったという伝説に由来

しています。


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| 様似タウン情報 | 11:36 AM | comments (0) | trackback (0) |

ジオパークのまち様似 №10
アポイ岳



アポイ岳では、かんらん岩という超塩基性岩(珪酸分=SiO2が45重量%以下)がもとになった特殊な土壌条件(マグネシウムが多く、ニッケルやクロムも他の岩石より多い)と寒冷な気候により、低標高ながら高山植物が成立し、ヒダカソウやエゾコウゾリナ、アポイカンバといった固有種をはじめ、数多くの特色ある植物が生育しています。
また、アポイ岳ではかんらん岩のほか、はんれい岩なども分布していて、これらの岩石の積み重なりや鉱物の並びが美しい縞状の構造をつくっています。この縞状の構造は、かんらん岩がマントルにあったとき、高温状態で流動したり部分的に溶けてマグマを発生したときにできた構造と考えられています。



第4休憩所



この休憩所脇を流れる小川は、アポイ登山道で唯一、

年中水が涸れることはありません。そのため、沢沿い

の植物の観察ができるほか、絶滅危惧種のニホンザ

リガニも多く生息していることから、子どもたちの憩い

の場、水とのふれあいの場になっています。




高山植物再生実験地



5合目山小屋の下に設けられたアポイ岳の高山植物

を再生させるための実験地(国定公園特別保護地区

近くの王子製紙社有林)。増え続けるハイマツを取り

除くことなどが花の再生に有効であることを立証しよ

うと、地元住民や行政、研究者らが笹刈りや地はぎを

行い、花の再生の経過を観察しています。



5合目山小屋



5合目にある避難小屋で、周りは小さな広場になっ

ています。この付近でアポイ岳の森林限界に達し、

天候が良い日にはここからアポイ岳の頂上と太平

洋が眺望できます。小屋のそばには、細粒な斜長

石の薄層を含むかんらん岩(斜長石レルゾライト)

の露頭がありますが、斜長石は硬くて風化に強い

ので、風化面のゴツゴツと飛び出ている部分に含

まれています。ここで、かんらん岩の層状構造を実

感することができます。



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| 様似タウン情報 | 04:33 PM | comments (0) | trackback (0) |

ジオパークのまち様似 №9
様似山道と和助地蔵








様似山道は、日高耶馬渓の断崖上に続く山道で、

1799(寛政11)年に北方警備のために江戸幕府

によって開削された北海道における初期の国道

です。1884(明治17)年、植物採集旅行に出た

札幌農学校の宮部金吾博士は、この山道で新

種サマニカラマツを発見し、それがアポイ岳高山

植物を解明する契機となりました。

和助地蔵は、様似山道の開削に尽力し、土地

の分限者として集落民の信望を集めた「斉藤和助」

をまつる地蔵尊。現在でも、毎年春には地域住民

による慰霊祭が行われています。



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ジオパークのまち様似 №8
日高主衝上断層




東冬島トンネル東口付近の国道脇の断層破砕帯。

この南西側には変成したはんれい岩(ポロシリオ

フィオライト帯)、北東側には片麻岩や角閃岩(日

高変成帯)が見られますが、この2帯の境界が

「日高主衝上断層」で、破砕された蛇紋岩(露頭

上部の黒っぽい部分)がはさまっています。日高

主衝上断層は、この辺りから狩勝峠付近まで

日高山脈の西側を約120kmにわたって続く大断

層で、日高山脈がつくられた当時の北米プレート

とユーラシアプレートの境界部であったと考えら

れています。




角閃岩の褶曲



ルランベツ覆道横の岩場で、日高変成帯の片

麻岩と角閃岩が褶曲している様子を見ることが

できます。緑がかった角閃岩を中心に、包むよ

うにやや赤紫色を帯びた褐色の片麻岩が分布

していて、地層が強い力で押しまげられている

ことが分かります。角閃岩はもともと、海洋プレ

ート上の玄武岩質の岩石で、一方、片麻岩は

大陸プレート側からきた砂岩や泥岩です。これ

らの岩石は昔、付加体としてごちゃまぜになり

、それらがいっしょに日高変成帯をつくった変

成作用を受け、さらに褶曲作用も受けたと考え

ることができます。




変はんれい岩



コトニ覆道の上や山中トンネル西口の国道沿

いなどに、変質したはんれい岩(ポロシリオフ

ィオライト帯)が分布しています。玄武岩のマ

グマが地表に噴出せずに地下でゆっくり冷え

固まると、はんれい岩と呼ばれる粗粒な岩石

(深成岩)になります。同じ深成岩の花こう岩

と違い、石英・黒雲母などは含んでおらず、

白い斜長石や黒っぽい輝石などを含みます。

輝石は変成作用を受けて、やや緑っぽい角

閃石に変わっています。このはんれい岩は、

海嶺(海洋プレートが発生する場所)の下の

マグマ溜りで固まったものと考えられています。

※立ち入りは事前の許可が必要です。


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ジオパークのまち様似 №7
大正トンネルの花こう岩類



大正時代に掘られた旧トンネルの西口付近では、

花こう岩類(花こう閃緑岩、トーナル岩)が日高変

成帯の片麻岩に岩脈として貫入している様子を

見ることができます。片麻岩は、泥岩などから変

わった変成岩で褐色に見え、片麻状構造と呼ば

れる面が多数できています。花こう岩類は変質

により少し緑色を帯びて緑灰色になっています。

これらの一部は過去に地震を伴う大きな力で破

砕されて断層角礫岩になっています。この辺りは、

アイヌ語で「チコシキリプ(我々を捨てて走らせる

もの)」と呼ばれた日高耶馬渓の難所のひとつで、

明治・大正・昭和のトンネルが今も横一列に並ん

でいます。磯場に立つと、西はエンルム岬や様似

市街、東は日高耶馬渓の海食崖から遠くはえりも

岬まで望むことができ、付近のオホナイの滝(通称、

円館の滝)は年中涸れることはありません。

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ジオパークのまち様似 №6
冬島の穴岩





冬島漁港内にある穴の開いた大岩。アイヌ語で『プユ)穴)・シュマ(岩)』といい

、今の冬島という地名もこの名に由来します。

本来は高さ9メートル以上の大岩で、昭和23年の築港以前は満潮時に磯舟が

この穴を往来していました。

岩には堆積岩の特徴である細かな層の積み重ねが見られますが地下深部で

高温にさらされたため黒雲母ができ、ホルンフェルスと呼ばれる変成岩になっ

ています。

交通の難所であった日高耶馬溪の入り口として谷元旦(谷文晁の弟)など

江戸後期にここを通過した旅人のほとんどがこの石門を記録しています。

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| 様似タウン情報 | 04:11 PM | comments (0) | trackback (0) |

ジオパークのまち様似 №5
等樹院





1806(文化3)年に江戸幕府が建立した直轄の

官寺で、有珠の善光寺、厚岸の国泰寺と並び

「蝦夷三官寺」と称された寺院です。


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| 様似タウン情報 | 11:22 AM | comments (2) | trackback (0) |

ジオパークのまち様似 №4
観音山



様似漁港を見下ろす標高約100mの釣鐘状の山。

「観音山」の名は、1895(明治28)年に蝦夷三官寺・

等澍院中興の祖である塚田純田が33体の観世音

(石像)を安置したことに由来し、山頂近くのカシワ

の巨木(樹齢400年以上)は「神木」として崇められ

北海道の名木としても指定されています。

全山、広葉樹に覆われ、林床は4月下旬からエゾ

エンゴサク、アズマイチゲ、カタクリなど、5月には

オオバナノエンレイソウの群落でお花畑となり見

事です。


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| 様似タウン情報 | 03:57 PM | comments (2) | trackback (0) |
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