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サロマ湖のアサリ漁場で
サロマ湖にあるアサリ漁場(写真1)で、昨年の夏ごろから、小さなアサリがたくさん
目に付くようになりました(写真2)。


(写真1)サロマ湖アサリ漁場


(写真2)小さなアサリたち

漁場の上を歩くと、足跡の形に小さなアサリが姿を現し、白い足型のハンコを押して歩
いているようでした。
北海道のアサリは、年に1回、産卵期があります。アサリはオスとメスがいて、9月ころ
水管から肉眼では見えない大きさの精子や卵子を海水中に出して、それらが海水中で
受精し3週間ほど海水中を漂います。その間に0.2~0.3ミリくらいの大きさのアサリに成
長して、海底に降りていき、砂の中での生活が始まるそうです。ちなみに暖かい本州で
は春と秋に産卵期があります。
昨年の夏にサロマ湖のアサリ漁場で見たのは、平成16年の秋に生まれたアサリの子供
たちと考えられました。このアサリ漁場では、小さなアサリの成長を追跡調査していなか
ったので、今年6月からアサリの殻の大きさを1ヶ月に1回測定し始めました。写真3に示す
ように殻の一番長い部分を殻長と呼び、この長さを測りました。


(写真3)アサリの計測

6月に平均16ミリだったアサリの子供たちは9月には平均23ミリになりました。3ヶ月間で約
7ミリ大きくなったことになります。アサリは、水温が低い冬は殻が大きくなりません。サロマ
湖では、おそらく4月下旬~5月上旬に殻の成長が始まり、11月中旬ころに成長が止まって
しまうと推測されます。写真3は9月調査時のアサリです。去年の冬までの大きさを黄色の
線で、今年6月に調査を始めた時の大きさを水色の線で示しました。今年の調査は6月から
始めているので、4月下旬ころの成長開始から11月中旬ころの成長停止までを考えると、お
そらく15ミリ程度、成長するのだと考えられます。
この3ヶ月間の調査から推測して良いのかは疑問ですが、生まれてから4~5年で漁獲サイズ
(40ミリ前後)になるようです。
この小さなアサリ達が、早く大きくなって漁獲されるようになって欲しいものです。


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